最近このブログに、イースター関係の検索ワードで訪問する方がとても多いです。検索傾向から考えて、皆さんの期待にお答えするために・・・ イースターに教会へ行きたいと思っている人へ、これだけ知っておけば大丈夫というアドバイスを書こうと思いました。
まず、ミサの時間(いつ開催されるか)から、
聖週間のミサは、
聖木曜日(木曜夜)、聖金曜日(金曜夜)、聖土曜日(土曜夜)、復活の主日(日曜朝) の4つです。 2014年なら、4月17日~20日ですね。
このうち、一番のメインは土曜夜のミサ・復活徹夜祭です。
4つのミサ全部に流れがあるので、(木曜日:最後の晩餐、金曜日:受難、土曜日:総括、日曜日:復活)できるなら4つ全部参加することをお勧めします。でも、無理なら土曜日の夜のみがいいでしょう。
都合が悪いならこのうちの一つだけ参加してもまったく問題ありませんが、初めて教会に行くような人だと、一つだけ参加してもあまり理解できないかもしれません。
続いて、どうすれば参加できるか、
基本的に、カトリックでは、ミサに参加する前に事前に連絡したほうがいいということはありません。近くの教会のミサの時間を調べて、ただ行けばいいです。
10分前くらいには到着するのが望ましいですが、大きい教会なら遅刻しても普通に中には入れます。復活祭のミサは時間の都合で最初から参加できない人もいるので、誰も大して気にしないでしょう。
ミサの時間(長さ)。
土曜日は、教会によりますがとりあえず二時間半以上を覚悟しておいてください。まあ一時間半くらいで終わる所もありますが。木曜、金曜、日曜は、たぶん一時間以上程度。
途中でトイレに行ったりすることはできます。その場合は座る場所に注意。
服装について。
基本的に、聖土曜日はいい服を着ていく、ということになっていますがまあ全く気にしなくても問題ありません。
ただ、金曜日はキリストの死についてのミサで、この日だけはちょっと暗い感じになるので、金曜日に華やかな服装は場違いです。
イースターエッグはどうすれば貰えるか。
日曜日に行くと卵がもらえます。土曜日でももらえることがあります。お菓子も貰えることがあります。
どこの教会でより良い卵・お菓子が貰えるか。
普通の教区教会より、修道院関係が狙い目です。ただ、この辺の判断力は地元のカトリック教会に関する知識が必要なので、経験を要します。
その他、気をつけなければならないこと。
直径3センチくらいの白くて丸いせんべいには絶対に触ってはいけません。
画像はWikipediaより。Hostia・聖体。
ミサの前に、入り口においてありますが、無視してください。(この時点ではちょっと触るくらいなら別に問題はない。まあほかの人が食べるものなので触らないほうがいいですが)
金曜以外は、ミサの後半で、神父がみんなにこの丸い煎餅を配りますが、貰ってはいけません。
このえびせんべいにだけ気をつけていれば、それ以外は、適当に周りの人に合わせて立ったり座ったりしていれば大丈夫です。わからないことがあったら、近くに座っている人に訊きましょう。
大きい教会なら、ちゃんと初めて教会に来る人のためのアナウンスがある場合もあるので、わかりやすいです。
大体こんな感じかな。
それではみなさん、よいイースターを・・・。
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